
アクリルコーティングを行っているため、布地の目地が埋められ、また厚みがあるため窓の外からの音を吸収して防音性(特に高音)を発揮します。
また遮光性が高いため、窓の中からのシルエットがカーテンに映ることがなく、プライバシー保護や防犯という点でも効果のあるカーテンです。
裏面にコーティングを施しているため、カーテン特有の柔らかな風合いは抑えられ、ゴワゴワした感触になりやすいのがデメリットです。
いまやカーテンを取り扱うショップには必ずある「遮光カーテン」。
強い日差しを遮るのはもちろん、プライバシー保護や防犯に役立つ遮光カーテンや、断熱性・保温性に優れた遮光カーテンなど、様々な機能を持つ遮光カーテンが存在しています。
また、以前と比べて今はデザインも豊富になり、お部屋のインテリアに合わせた遮光カーテンを選ぶこともできます。 きっとこれを読んでいるあなたも、遮光カーテンを購入してみよう、と考えている方なのではないでしょうか。
けれども、遮光カーテンにもいろんな種類があって、どんな選び方をすればいいかわからない......
そんな方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、カーテンメーカーの専門家によるオススメ遮光カーテンの選び方についてご紹介いたします。
遮光カーテンの選び方として、まずは「何のために遮光カーテンが必要なのか」を考えてみましょう。
意外と、あまり思い浮かばない......という方も多いのではないでしょうか。
とりあえず眩しさが軽減できればいい。遮光ができればいい。
そんなときは、まずデザインから遮光カーテンを選ぶのが専門家のオススメ!
北欧風モダンからエレガントなデザインまで、「ふくろうのカーテン」では様々な種類の遮光カーテンを取り揃えています。
まずは現在のお部屋や目指すインテリアに合わせてデザインを絞り、それから遮光性などを決めると良いのではないでしょうか。 もし気に入ったデザインだけれど遮光性が足りない......となった場合には、「遮光裏地縫製オプション」などもございますので、ご検討ください。
遮光カーテンの特徴として、重さのある生地であることが挙げられます。
これはデメリットだと思われがちですが、一方でその重さでカーテンが伸び、重厚感や高級感のあるシルエットになります。
遮光カーテンと非遮光カーテンを吊るして比べると解るのですが、同じようなデザインでも遮光カーテンのほうが上質なカーテンに見えることが多いのです。
ぜひ、まずは見た目からインテリアに合った遮光カーテンを選んでみてください。
「向かいに家の窓があるのでプライバシーが気になる」
「西日が強いので日差しを遮りたい」
「部屋を暗くしてプロジェクターで映画を見たい」
このようにしっかりと光を遮る目的で遮光カーテンをお求めの方は、遮光等級からカーテンを選ぶのが専門家のオススメ!
遮光カーテンの光を遮る能力を遮光性と呼び、主に以下のように区分されています。
・3 級遮光(遮光率 99.40%以上~99.80%未満)
小さなお子様が朝と認識出来る様に、ある程度光を寝室に取り入れたい方におススメです。・2級遮光(遮光率 99.80%以上~99.99%未満)
朝日が射しても光を遮り、快眠が得られるクラスの等級です。プライバシー保護にも適しています。・1級遮光(遮光率 99.99%以上)
ホームシアターをしたい方、日中に睡眠をとる方、外からの視線が気になる方などに最適です。・完全遮光(遮光率 100%)
生地自体は完全に光を遮り、真っ暗にします。(レール等の隙間からは光が入ります。)では、完全遮光カーテンを使えばお部屋を真っ暗にできるかというと、そうではありません。 遮光カーテンの生地はきちんと光を遮っていても、カーテンレールの上や遮光カーテンの合わせ目、遮光カーテンの横などから光が漏れて入ってきてしまうためです。
遮光カーテンの遮光性その違いについては、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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知って損なし!
専門家が教える遮光等級による明るさの違いとは?
このように、遮りたい光の強さに合わせてカーテンを選ぶことで、目的に合った遮光カーテンにポイントを絞ることができるのです。
ただし、お部屋を本当に真っ暗にしたい方、部屋から光を漏らしたくない方は注意が必要です。いくら完全遮光カーテンを使用しても、カーテンレールの上やカーテンの左右の合わせ目、壁や床との隙間など、あいている場所からはどうしても光が漏れてしまいます。
そのため、本当に真っ暗にしたい場合は以下のことをご検討ください。
※窓の形、構造、お住まいの立地によっては完全に光をシャットアウト出来ない場合もございます。
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遮光率 99.9%を超える機能カーテン
1 級遮光カーテン特集
「手入れがかんたんなウォッシャブル生地の遮光カーテンがいい」
「窓ぎわからの寒さをどうにかしたい」
「断熱性のあるカーテンで冷暖房効率をアップしたい」
そんな機能性から遮光カーテンをお探しの方は、生地の特徴から遮光カーテンを選ぶのが専門家のオススメ!
遮光カーテン、と一口に言っても、その遮光の仕組みは様々です。
ここでは、「ふくろうのカーテン」で取り扱っている 4 種類の遮光生地についてご紹介いたします。
これらの保温性や遮音性は測定の数値にも違いが表れますが、実際に部屋に裏地付き二重遮光カーテンをかけてみると数値以上に体感の差を実感します。
このような遮熱効果により、冬は暖かく、夏は涼しく感じることができるのです。冷暖房効率がアップし過剰に空調の設定温度を上げ下げする必要がないため、裏地付き二重遮光カーテンは電気代の節約や ECO にもつながる家計にも地球にも優しい遮光カーテンといえます。
カーテンの生地を作る際に横糸に黒糸を織り込むことで遮光性を出した生地です。
遮光カーテンとしては最も一般的なタイプで、安価なものも多くあります。
生地の織り方や、糸の密度、生地の色(特に濃淡)によって遮光性に違いが出やすく、様々な遮光等級のカーテンが販売されています。一枚の生地のため扱いやすく、柔らかくカーテンのドレープ(ひだ)が美しく出やすいものが多いのも特徴です。
扱いやすい一方で、黒糸を用いるため生地が暗くなり、くすみがちで白い生地などは映えないのがデメリットです。
関連リンク:「ふくろうのカーテン」の遮光カーテンはこちら
「遮光・遮熱のカーテンの王様」とも呼べる、機能性とデザイン性を兼ね備えた遮光カーテンです。
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遮光・遮熱のカーテンの王様
裏地付き遮光二重縫製カーテンが選ばれる理由
表生地に、遮光性のある裏地を縫い付けることで遮光性を持たせたもので、表生地の色や風合いを損なうことなく遮光カーテンにすることができるのが特徴です。
また表生地と裏地の間にできる空気層により、保温性、断熱性、遮音性などが向上するため、多機能な遮光カーテンでもあります。冷暖房効率がアップするためエアコンの温度を過剰に上げ下げする必要がなく、節約にも ECO にも繋がる専門家オススメの遮光カーテンです。
通常、遮光裏地は薄手なものが多いため遮光性がそれほど高くないのがデメリットです。
しかしながら、ふくろうのカーテンオリジナル「完全遮光裏生地オプション」を利用することでどのカーテンであっても完全遮光カーテンにすることが可能です!
ぜひご検討ください!
高い遮光率と遮音性に長けた機能性を重視する方におすすめの遮光カーテンです。
表生地と裏面の間に黒色樹脂を挟み込み、裏の化粧面にアクリル樹脂コーティングを施す4層構造で、ほぼ100%の遮光性という完全遮光を実現しています。
アクリルコーティングを行っているため、布地の目地が埋められ、また厚みがあるため窓の外からの音を吸収して防音性(特に高音)を発揮します。
また遮光性が高いため、窓の中からのシルエットがカーテンに映ることがなく、プライバシー保護や防犯という点でも効果のあるカーテンです。
裏面にコーティングを施しているため、カーテン特有の柔らかな風合いは抑えられ、ゴワゴワした感触になりやすいのがデメリットです。
また、水を吸わない生地であるため、洗濯機での洗濯には不向きとなっています。
稀にアクリルコーティングのビニールのような臭いが気になるかたもいらっしゃいますので、心配な場合はサンプルでご確認ください。
関連リンク:アクリル樹脂コーティングのサンプルはこちら
専門家イチオシ!最新技術を使った、新登場の遮光カーテン生地です!
表地の裏に TPU フィルムという黒いフィルムを挟み込み、その上からベージュのタフタ生地を貼り合わせた 3 層構造となっています。
アクリル樹脂コーティング加工の遮光カーテン同様、ほぼ完全遮光といえる高い遮光性と遮音性を誇ります。
また、なんといっても最大の魅力は『高い機能性がありながら、重量が軽くドレープ性が失われない』という点です。
アクリルコーティング加工と比べてボンディング加工の遮光フィルムは極めて薄いため、デメリットであったゴワゴワ感がなく、普通の布地のように扱うことができます。
柔らかいドレープの感触を楽しめながら、アクリルコーティング加工のような機能性を持つ遮光生地となっています。
まだまだ登場したばかりの素材であまりカーテンの種類は多くありませんが、ぜひその軽さと機能性をお試しください!
このように、遮光カーテンの生地にはそれぞれ特徴があります。
目的に合わせた遮光生地からカーテンを選んでみてはいかがでしょうか。
遮光カーテンの選ぶ際に注意が必要なのは、同じ遮光等級であっても、生地や色や厚さで遮光の具合が変わることがあるということです。
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どの色がいい?
専門家が教える遮光カーテンと色の関係とは?
基本的に、薄い色は光を通しやすく、濃い色はより光を遮る傾向にあります。部屋を暗く、高い遮光率を求めるのであれば、濃い色や寒色の遮光カーテンがおすすめです。
ただし、アクリルコーティング加工生地やボンディング生地のように黒色の層を挟んでいる場合は、淡色でも濃色でも完全遮光することができます。
また、せっかく色柄が気に入ったのに遮光率が低くて......という方もいらっしゃるかもしれません。
「ふくろうのカーテン」では、オプションとして完全遮光裏地を縫い付け、完全遮光カーテンとして仕立てることができます。
この加工により、薄い色、薄い生地であってもほぼ光を遮ることができ、どの柄を選んでも 1 級遮光カーテンにすることができるのです。遮光カーテンを自分の好きなようにコーディネート出来ますので、より一層インテリアの幅が広くなること間違いなし。
このオプション加工は「ふくろうのカーテン」オリジナル!
ぜひご活用ください!
関連リンク:完全遮光用裏生地オプションについて
いかがでしたでしょうか。
このように、遮光カーテンの選び方にもいろいろな視点があります。
デザインと機能性の両面から、ぜひあなたにぴったりの遮光カーテンを「ふくろうのカーテン」で見つけてみてください。