カーテンの採寸は、購入する際に最も重要です。ご注文サイズを決めるには、正確な採寸が必要です。
カーテンのサイズの測り方は とっても簡単! 長年にわたり使用するカーテンだからこそ、窓にぴったりなサイズを採寸しましょう。
STEP 1
を測る
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幅は固定ランナーの中心から測ります。
賃貸マンションなどに取り付けられている一般的なカーテンレールです。レールの両端にある固定されたランナーからランナーの間を測ります。
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幅は可動域内の好みの位置から測ります。
木製やアイアンなど、レールの両端が装飾されたカーテンレールの場合は端のランナーが可動します。可動域内でこの辺までカーテンが来たらいいなと思う好みの位置から測ります。
カーテンの幅サイズはカーテンレールの幅より若干大きめを推奨しています。幅に余裕がなくぴったりに作りすぎるとカーテンを閉めた際に、カーテンの綴じ目に隙間が空く可能性があるからです。カーテンの幅サイズは、レールの長さにゆとり分を足したサイズをご指定下さい。
当店ではフラットカーテンをご希望の場合、レール幅×1.3倍の「幅サイズ」での仕上がりをおすすめしています。
※フラットカーテンの幅のゆとりには特に決まりはありませんが、ウェーブをつくらずフラットな状態(レール幅×1.1倍)では下の画像のようにカーテンを閉じた時に隙間が空きやすくなります。フラットスタイルの場合、最低でもレール幅に20~30%程度上乗せした幅サイズであれば、両開きで閉じた時の光漏れを防ぐことができます。用途に合わせてお選びください。
【フラット】
レール幅×1.1倍の仕上がり

【フラット】
レール幅×1.3倍の仕上がり

STEP 2
を測る
一般的な機能レール
装飾レール
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テラス窓・履き出し窓
の場合床までの長さから-1cmします。カーテンの開閉時に床と擦れることによる傷み防止や、ホコリが付くの防げます。
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腰窓の場合
光漏れ防止の為に窓枠下より+15~20cmします。窓の下に家具を置く場合は、家具に合わせて調節してください。

カーテンの裾を床まで垂らす
「ブレイク・スタイル」の丈サイズについて
カーテンの裾を床までたっぷりと垂らした「ブレイク・スタイル」は海外のインテリアでよく見られる仕上げです。天井高を活かした大きな窓に裾の長いカーテンをかけることにより、窓を優雅に美しく演出する効果が高まります。ジャガード織やダマスク柄などのエレガントな生地がお勧めです。また窓下からの光漏れの防止や冷気の侵入を防ぐため防寒対策としても有効です。
「ブレイクスタイル」での仕上げをご希望の場合は、床より10~20cm長い仕上がりがおすすめです。

カーテンが床に留まり、優雅な雰囲気を演出しつつ窓下からの光もしっかり遮ります。
出窓や窓枠内にカーテンを設置する場合
窓枠内の寸法より1cm短く仕上げると、カーテンの裾にホコリが付いてかき集めたりするのを防ぎます。
STEP 3
を選ぶ

カーテンフックとはカーテンをカーテンレールに取り付けるための部品です。
フックは主に「Aフック」と「Bフック」の2タイプがあります。カーテンを吊るしたときにレールが見えるタイプが「Aフック」、レールが隠れるタイプが「Bフック」です。
レールの設置場所によっては使用できないものもありますので、しっかり確認をして選びましょう。
カーテンのフックは2種類(AフックとBフック)あり、カーテンレールの形状や設置場所に合わせて選びます。
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全てのレールに対応可能です。装飾レールやカーテンボックスに使います。
【おすすめ】
・装飾レールカーテンボックス内のレール、天井付けレール
・形態安定加工などのプリーツ加工が施された商品 -
機能レールを隠したい場合や光漏れを軽減したい場合におすすめです。
【おすすめ】
・一般的な機能レール
カーテン上部に約 4cm のゆとりがあるので、機能レールを隠して 窓からの光を抑える効果が高 まります。
代表的なフックの組み合わせ例
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正面付け機能レール
室内側のドレープカーテンはA、B両方のフックが使用可能です。
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カーテンボックス天井付け
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装飾レールと機能レース装飾レール(ダブル)
<フックを選択する際の注意点>
◎ カーテンボックスや天井付けはAフック!
Bフックだとカーテンの上部が天井で折れて当たってしまいスムーズに開け閉めができません。 必ずAフックをお選びください。◎ 装飾レールの室内側カーテンはAフック!
装飾レールの場合、室内側のカーテンはAフックがおすすめです。 レールのデザインをきれいにみせてくれすっきりとした印象になります。
一般的なカーテン生地の幅は150cm前後ですので、1.5倍ヒダの場合は1枚のカーテンの仕上り幅が約100cmまで継ぎ目がない状態で縫製できます。
しかしそれよりも大きな仕上り幅のカーテンやお選びいただく生地によっては「巾継ぎ(生地のつなぎ目)」が入ります。
大きな仕上り幅のカーテンの場合は 巾継ぎが生じますが、巾継ぎの位置はご指定いただ けません。
※巾継ぎの位置はできるだけ目立ちにくい場所に継ぎ目が生じるように縫製いたします が、生地幅や仕上りサイズにより難しい場合がございます。 予めご了承ください。
